ウクレレ製作
2012年8月15日
徒然日記 ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
昨晩、J-WAVE(東京のFM局)の「JAM THE WORLD」内の「HEART TO HEART~WE ARE ONE~」のコーナーで約5分間、電話インタビューでオンエアさせていただきました。
インタービューの様子は同プログラムBLOGページにてご覧いただけます(ページ左下の赤いボタン「MP3 Download(音声ファイルはこちらから)」を押すとインタビューの音源を聴くことが出来ます)。
自分の行動の結果として、このような機会を与えていただき、関連いただいた方々に心から感謝しています。ありがとうございました!!!
2012年8月14日
徒然日記 ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
今夜、J-WAVEの番組に電話にて出演することになりました。20:00~22:00のプログラム「JAM THE WORLD」の中で21:30頃、約5分間のコーナー「HEART TO HEART~WE ARE ONE~」で電話でインタビューを受ける予定です。
内容はZERO-ONEプロジェクトのこと、思材で製作したウクレレに込める想いなど、です。
J-WAVEは関東エリアのFM局ですので、もしお時間が許せる方は聴いてみてください(兵庫県神戸市ではリアルタイムでは聴けないのが残念ですが・・・ :))(14:35削除、下記を追加しました)
J-WAVEスタッフのきたむら様から下記のコメントをいただきました。ネット環境であれば、どこからでも聴けるそうです(勿論、関東の方はFM, radikoでも聴くことが出来ます)。
JAM THE WORLD 構成作家 きたむら と申します。
火曜日のJAMに限ってはユーストリームでも放送しております。
ということで、番組はネット環境さえあれば
世界中でお聴きいただけます。
ユーストリームのアドレスは
http://www.ustream.tv/channel/jwave813fm
です。
配信は番組放送と同時です。
音楽の部分になると音声が途切れますが
電話出演のコーナーなど会話部分はすべてお聴きいただけますので
みなさまへご連絡ください。
また、放送内容はネットで聴くことも出来ます。
御出演いただくコーナーに限っては
放送終了後、特設HPにて、
MP3の音声データがダウンロードできるようになっています。
http://pod.j-wave.co.jp/blog/weareone/
きたむら様、大変貴重な情報をいただき、ありがとうございました 
2012年8月4日
ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
本日発売の月刊『ソトコト』別冊付録『チビコト』のテーマは、「がれきに花を咲かせましょう」で、昨年3月11日の大震災の瓦礫を再生する様々な挑戦が掲載されています。

その中の一つとして、ZERO-ONE再生プロジェクトで私の製作したウクレレの記事が掲載されました。

いろいろな想いを込めて製作したウクレレが、子どもたちの前で音色を奏でてくれた経緯が記載されています。
「忘れないように伝えていこう」という気持ちの一つの成果です。
ソトコト編集部スタッフの皆さん、ZERO-ONE再生プロジェクトの皆さん、本当にありがとうございました。
2012年6月22日
ウクレレ製作 携帯投稿 ZERO-ONE プロジェクト
無事にウクレレを故郷、東北へお届けすることが出来ました。

ZERO-ONEプロジェクトの黒瀬様もウクレレを気に入って下さって、ホッと安心しました。
今後、CDのレコーディング(9月発売予定)やライブ(7/8:大阪)に使っていただけるとのことでした。「一生大切に使っていきます」という、暖かい言葉をいただいて妻と二人、黒瀬様の演奏を聴きながら、ウルウルしてしまいました。
何かをしなければ、という使命感と、これでいいのか、という不安感がどこかに吹っ飛んで、今は感謝の気持ちと充実感で満たされています。
東北の方々へ元気を届けるつもりだったのが、逆に大きな勇気と元気をいただきました。
本当にありがとうございました。また、これからも末永くよろしくお願いいたします。
2012年6月21日
ウクレレ製作 携帯投稿 ZERO-ONE プロジェクト
北陸道をさらに北上し、新潟から磐越道を経て郡山ジァンクションから東北道に乗り換えました。
夕刻、宿に到着!
妻とビールを飲みながら「ご苦労さん!ここまでついてきてくれて、ありがとう〜」と自分の気持ちを伝えました。
明日の午後、ZERO-ONEプロジェクトの黒瀬様にウクレレを届けます。
昨年に比べると、曇り空な天気が続いているので、目の疲れが少ないようです。
2012年6月20日
ウクレレ製作 携帯投稿 ZERO-ONE プロジェクト
東北に向けて出発して、一路北陸道を北上しました。
今日は石川県で一泊します。途中、ラベンダー・ファームで休憩して苗を購入。
車の中がいい香りで一杯になりました(笑)。
2012年6月19日
ギター演奏 ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
宮城県東松島市の思材(震災瓦礫)で作ったウクレレを今週金曜日にZERO-ONEプロジェクトの黒瀬様にお届けします。
このウクレレの製作には、色々な方々のご助力をいただいて完成することができました。特に製材段階でご協力いただいた八朔建設の八朔さんには心より感謝している次第で、先週金曜日にウクレレをもって八朔さんの作業場に伺わせていただきました(大変お忙しい中、お時間を取っていただき、ありがとうございました)。
その際、いろいろなお話をさせていただいて、あっという間に時間が過ぎたのですが、八朔さんは木塊倶楽部という木工の体験教室を開かれたそうです。私も時間を作って参加したいと思っています。その時はよろしくお願いいたします。
下はZERO-ONEウクレレで妻が弾いている「星に願いを」のワンフレーズです。

(妻は恥ずかしがっていましたが、貴重なウクレレの音色を残したいと思って、アップしました)
2012年6月16日
ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
昨年6月末に宮城県東松島市から持ち帰った思材(瓦礫)から作ったウクレレが完成しました。

・3.11大震災の驚愕
・津波映像の衝撃
・阪神大震災を経験していながら、何も出来ない自分との葛藤
・原発事故
・ZERO-ONEプロジェクト黒瀬様からのメール
など、このウクレレ製作を手がけている時間は、震災前後に起こった出来事が走馬燈のように頭を巡っていまいした。

昨年、思材(瓦礫)を収集に行った際、プロジェクトの方々から言われた「私たちのことを忘れないでください」と言われたこと、
宮城からの帰り、車を運転しながら妻と二人で泣いたこと、
震災で亡くなられた多くの方々への鎮魂の想い、
今もなお、遅々として進まない復興の中で不便な生活をされている方々への想い、
一年以上経っても「国民のため」という建前だけ政を進めている輩への腹立たしい想い、そういう人間しか選ぶことが出来ない自分たちの情けない想い、
この国は大丈夫なのか?孫子の時代は大丈夫なのか?という、とても不安な思い、
そんなネガティブな想いを巡らせるのではなく、楽器製作は無心になって作るべき、と自分に言い聞かせながらも、なかなかそうできず、自分の小ささ、未熟さを情けなく思ったりもしました。
製作期間は約一年かかりましたが、いろいろな想いを込めての完成となりました。今はこのウクレレが誰かの心を打つ音色を奏でてくれることを祈るばかりです。そしてこの機会を与えてくださったZERO-ONEプロジェクトの方々に心から感謝します。
2012年6月9日
ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
ドキドキ感を抑えながら弦を張りました。
とても優しい音色です 

私はウクレレを弾くことが出来ないので、最初の試奏は妻にお願いしました・・・アメイジング・グレイスを聴きながら、ウルウルしてしました。

ZERO-ONEプロジェクトの方にお届けするまでの残り時間は、弦高微調整と塗装最終工程を行います。

2012年6月8日
ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
ペグを取り付け、ピックアップも取り付け、フレットすりあわせを行いました。

どんな音色を奏でてくれるのか、とても楽しみです。
2012年6月3日
ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
フィンガーボードとヘッド・プレートの間のナット溝加工を行いました。
下が加工前の様子です。

サドル溝加工ジグをナット部分に取り付けての作業です。

無事ナット溝加工を終えました。

下はナットスロットを加工している様子です。
2012年6月2日
ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
ネックジョイント部を調整した後、湯煎したニカワを塗って、ネックとボディを接合しました。
→
→ 
クランプして溢れたニカワを拭き取りました。

このまま固着を待ちましょう。
2012年5月29日
ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
シェラック・ニスでの塗装工程が中間地点付近までやってきましたので、ここでいよいよプロジェクト・ロゴを貼付しました。
← トップ板
このロゴシールはZERO-ONEプロジェクトの黒瀬様(宮城県)からお送りいただきました。黒瀬さん、ありがとうございました。
← ヘッド部裏側
この上からさらに塗装を重ねていきます。

2012年5月27日
ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
毎日、少しずつ重ね塗りを継続しています。

だんだん色合いが深くなってくるとともに、楽器としての魂が宿りつつあるような感じを受け始めています。

このウクレレは宮城県東松島市で昨年収集させていただいた思材(瓦礫)を使用して製作しており、ZERO-ONEプロジェクトの方にお届けできる日が近いのかなぁ、と思うと身が引き締まる思いがしています。
2012年5月23日
ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
今日はフレットプレスを行い、その後サンディング~マスキングを行いました。

そして・・・いよいよシェラック・ニス塗装です。

上の写真はボディとネックへの一塗り目の様子です。
どんな音色になるのか、どんな輝きになるのか、楽しみです 
2012年5月19日
ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
この一ヶ月、バタバタとしていましたが、少し落ち着いたのでウクレレ製作を再開しました。ここ約一週間でフィンガーボードの幅調整と接着を行いました。

ボディに乗せてみると、ウクレレらしくなってきた気がします 

2012年4月22日
ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
スロットヘッド加工の続きです。

ナット側にスロープを付けました。
今日は日中雨の一日でしたが、夕方から雨も上がり、愛犬の散歩も行くことが出来ました。
庭に咲いていたチューリップも花びらを落としてしまいました 
2012年4月21日
ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
ウクレレ製作カテゴリーへは久しぶりの投稿となります。
以前、ZERO-ONEプロジェクトの方からスロットヘッドの加工可能性を示唆されておりましたので、技術的に習得するのに時間がかかった・・・というのが理由です 
ネック材にWoodFieldロゴをインレイしたプレートを接着しました。
→ 
緊張連続の時間を経て、スロットヘッド加工(前半)を完了しました 
(電動工具を駆使する間、妻がサポートをしてくれました・・・ありがとう
)

溝(スロット)をナット側に引き寄せる加工が残っていますが、これは手作業でゆっくりと進めていきます。
ゆっくりですが、確実に進んでいます 
2012年2月15日
ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
フィンガーボードにフレット溝を掘りました。
まずフレットスケールにあわせて溝位置を書き込みます。

フレット溝加工用ジグを使って溝加工を行います。今回はJapanese Pull Saw(日本製の引き鋸)を使いました。切れ味最高です
これまで使っていた西洋版ノコギリに比べると効率、仕上がりは格段に向上しました・・・日本のノコギリってすごいです 
→
→ 
ネックに乗せてみました・・・

ボディにも乗せてみました・・・

下の動画はフレット溝加工の様子です。
2012年2月11日
ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
宮城県東松島市で採取した思材(瓦礫)から製作しているウクレレです。ネックとボディの接合部分の調整を行って、ウクレレの形になってきました(接着はフィンガーボードが完成してからになります)。

次はフィンガーボード、ブリッジ、そしてヘッドプレートです。
今日は部材の選定を行いました。

思材にはこのパーツに適した部材がなかったので、この部分は市販のアコースティックパーツ材からエボニーとローズウッドを選びました。
あの震災・津波から11ヶ月が経ちました。
亡くなられた多くの方々のご冥福を改めて心から祈ると共に、現在被災生活を送られているすべての方々へエールを送りたいと思います・・・「今は寒いけれど、もうすぐ春がやってきて草花が息吹きます。一歩一歩、歩いて行きましょう!」
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