2015年5月9日
マイ・ブーム
最近のマイブーム、それは・・・折り紙にはまっていることです。
昔から動物系の作品が好きだったのですが、すこし難しめの作品を作っています。
作品集の本を購入して、風呂上がり~就寝前までの1時間程度、折り紙に集中して、一つの作品を完成するまで3日~1週間程度かかっています
工房マスターはアイアンマン
ギター製作
2015年5月9日
最近のマイブーム、それは・・・折り紙にはまっていることです。
昔から動物系の作品が好きだったのですが、すこし難しめの作品を作っています。
作品集の本を購入して、風呂上がり~就寝前までの1時間程度、折り紙に集中して、一つの作品を完成するまで3日~1週間程度かかっています
2013年10月6日
昨晩、ミュージック居酒屋コズミック(神戸市垂水区)で、私の音楽友達ジュン・レノンこと吉本順治さん企画の「絆」ライブに参加してきました。
私にとっては新作ギターのライブデビューでしたので、数日前からピックアップ取り付けや音の調整などを行って、満を持してライブに臨みました。
最初はセイシェルズのお二人のギターデュオです。軽快なアコースティックギターの音色がとても心地よかったです。
2番手が私。想い入れのある曲を5曲演奏させていただきました。新作ギターは十分満足できる音色を奏でてくれました。
そしてラストは順ちゃん。ハルモニアさん、MOTOさんとのデュオに癒されました。私も久しぶりのギター・デュオを演奏させていただきました。
そしてこのライブに駆けつけてくれた私の友人達。忙しい時期、さらに遠方から来てくれて、とても嬉しかったです。本当にありがとう
コズミックのスタッフの方々も、暖かく迎えてくださった上に素晴らしいPA調整で安心した演奏が出来ました。ありがとうございました。
友人との大切な「絆」を感じるライブでした
2013年9月11日
ネックとボディの固着が完了して、ここ数日をかけてフレットを取り付け、ナットを作製した後、ピッチ調整をしてブリッジにサドル溝を掘りました。
WoodFieldギターです :!:東北の震災からずっと製作を中断してきましたが、完成したギターのその音色はとても深いものになりました。
製作上技術的には20箇所程度の改善点を施しました。試奏してみて「なるほど!」「そうだったのか!」「やっぱり!」の連続でした。
部屋の中に新しい命が来たような、そんな不思議な感じです。我が家に来てくれてありがとう
2013年9月3日
いよいよネックとボディの接合です。ネック取り付け角度、ボディとの直線性を調整していき、これでOK というところで、ニカワで接合しました。
その前に・・・恒例の記念撮影です
今は一つのオブジェですが、あと数日後、弦を張るといよいよ楽器になります。
いろいろな想いを込めて作ったギターがどんな音色を奏でるようになるのか、とても楽しみです。
2013年8月30日
ヘッド部塗装を終えてペグ取り付けを行いました。
一塗り一塗り重ねていったヘッドプレートに穴を空ける時間は久しぶりに緊張の連続でした。
WoodFieldロゴもなかなか良い感じです :)(自画自賛?)
次の難関工程はネックセットです。ネックとボディがピッタリくっついているイメージを描きながらジョイント部を眺める毎日です
2013年8月27日
エボニー材からブリッジを切り出しました。
さらにシェラック塗装を終えたボディにニカワでブリッジを接着しました。
シェラックの上品な艶とエボニー・ブリッジのコントラストがなんとも「良い感じ」です
フレンチ・ポリッシュと呼ばれるシェラックを使った塗装は、自然に優しい手法ですので、今後もこの塗装方法をマスターしていきたいと思っています
2013年8月4日
ボディのシェラック・ニス塗装(Bodying)を終えて、ネック取り付け用のスロット加工を行いました。
時間をかけて重ねたシェラックを削り取るのは緊張の連続です。
ボディにネックを乗せてみました(接着はまだまだ先になりそうです)。
新しいギターの姿を見ると、製作期間に起こったことが色々と頭に巡ってきます。どんな音色になるのか、とても楽しみです
2013年8月3日
ネックに取り付けるフィンガーボードとヘッドプレートの準備が出来ました。
ネック材に乗せてみると・・・様になって来ました
今回のクジラのインレイはホワイトパールです(前回はグリーンアバロンでした)。また、ギターロゴは商法登録したWoodFieldです。
最近はボォーっとしているとき、このギターのことばかり考えています。どんなギターになるのか、とても楽しみです
2013年7月20日
先日、G.A.L.(Guild of American Lutherie)から季刊誌が届きました。
この組織は約2年~3年ごとに学会、展示会を開催しており、今回の季刊誌には先回の学会でJohn Greven氏が発表したセッションが掲載されており、とても興味深く読みました。
この記事の他にもおもしろそうなものがあり、時間を見つけて読んでいる途中ですが、来年の夏、3年ぶりにアメリカでG.A.L.学会が開催されるとのことなので、参加できればいいなぁ、と思っています
2013年7月6日
シェラック塗装を始めて約2週間が経過しました。二日に1回程度のペースでトップ~サイド~バック~サイドというサイクルでシェラックニスを含ませたパッドで塗り込んでいます。
この段階はBODYing(またはLOADing)と呼ばれており、塗り重ねれば重ねるほどに光沢が増してきます。
シェラック塗装は本業のリペア作業の終了した夕方~夜間にかけて行っているのですが、この時期パッドをクルクル回していると汗が噴き出してきます
少しずつ、少しずつシェラックニスが重ねられて、つやと深みを増していくと、「魂を込めている」という実感を視覚で感じることが出来ます
2013年6月23日
ギター表面のサンディングを終えて、いよいよシェラックニス塗装を開始しました。
これでOK?
本当にOK?
と自問自答しながら、
GO!!!
と勢いづけて塗装を始めました。
これから塗装(フィニッシュ)という魂を込めていきたいと思っています
2013年6月19日
ボディのバインディング接着、およびスクレイピングを終えました。
これからサンディングの後、塗装工程に入っていきます。今回はシェラック塗装を行いますので、アルコール(無水エタノール)を購入に薬局へ行ってきます
今、工房部屋はローズウッドのとても良い香りがしています
2013年6月10日
この週末はバインディング加工の続きを行いました。
先週加工したバインディングチャンネルにフィットするようにバインディング材を曲げ、ボディに接着した後、テープと輪ゴム材で固定しました。
バインディング材の曲げ加工にはLMIのサイドベンディングジグを使用しました。
2013年6月8日
ギターのサイドとトップ、そしてサイドとバックの接合部にバインディングを埋め込むためにルーティングを行いました。
今回使用したのはTrue Channel Binding Router Jigです。これを使用するとルーター(トリマ)を垂直に固定して、その下をボディエッジを通すので、サイド面と平行なチャンネルを加工することができます。
この作業では妻のアシストもお願いしました(右側から伸びているのは妻の手です )。
下は加工前後のエッジの写真です。バインディングチャンネルがうまく加工できました。
下は今日の作業の様子です。
2013年6月4日
先日のトップ板接着が完了しましたので、引き続いてバック接着を行いました。
今回も接着後モールドをひっくり返してスプールクランプで素早くクランプしました。
このまま数日固着を待ち、先日モールドを取り外しました。
トップ、バックから軽く指でタッピングすると太鼓をたたいたときのような大きな音がします。
今はスピーカーから流れてくるギターの音を聞かせながらエージングしていますが、実際の弦の音がどのように響くのか、今からとても楽しみです
2013年5月28日
トップ板接着です。サイドエッジにボンドを乗せた後、素早く裏返してスプールクランプで固定し、さらに溢れたボンドを拭き取りました。
この状態でトップ板をコンコンと軽くタッピングすると、太鼓をたたいたような大きな音がします。
2013年5月25日
久しぶりのギター製作記事です
昨年の秋頃からトップ、バックのブレイシングの調整を行い、これでOK!というところまでやってきました。
今回はバックとサイドをシェラックニスでウォッシュコートしています。またブレイシング形状もギリギリの所までシェイピングしました。
このギター製作開始して約2年 「どんだけ時間かかってんねん
」とつっこまれそうですが、いろいろな想いを込めたギターです。どんな音色を奏でてくれるのか、今からとても楽しみです
2013年1月29日
1年に4回発行されるアメリカの季刊誌”AMERICAN LUTHERIE”が届きました。
今回も興味をそそる記事がたくさん掲載されています(この冊子の特集版が先日購入したTHE BIG RED BOOKsです)。「記録に残す」ということは本当に大切なことだと思います。そしてそれが当たり前の文化であるのは素晴らしいことだなぁ、と思います。
2012年10月5日
Tone Bar接着に続いて、Fan Bracing、Strap、およびBridge Plateの接着を行いました。
今回のギター製作には素材と接着前の工程に少々こだわりを持って臨んでいます。超スローペースですが、これでトップ板ブレイシング接着を全て終えました。 この秋の夜長はブレイシングのスキャロッピングとトップ板のタッピングで過ごします 今年の夏に組み上げた、ブレイシング接着用の櫓(やぐら)も役目を終えたので再び解体して保管します。
2012年8月21日
トップ板ブレイシング接着の続きです。先日接着したX-Braceを大まかに整形した後、Tone BarとUTB(Upper Transverse Brace)を接着しました。
ブレイシングを調整するごとにタッピングを行うと、少しずつ反響音が変わってきます。ワクワク・ドキドキな作業の連続です。