2012年8月10日
Xブレイシング
ギターの強度、音響特性を最も左右するパーツ、Xブレイシングです。
トップ板接着面にアールを付けた後、慎重に切れ目を入れて組んでみたところ、適度なタイトさでした。
トップ板での位置決めを行って、Go-Barクランプで接着しました。
バックボードのブレイシングもシェイピングを続けています。
集中して黙々と作業を行っていると、ふと我に返ることがあります。「何も考えず、ただ感性に導かれるままに」という言葉がぴったりな状態です
工房マスターはアイアンマン
ギター製作
2012年8月10日
ギターの強度、音響特性を最も左右するパーツ、Xブレイシングです。
トップ板接着面にアールを付けた後、慎重に切れ目を入れて組んでみたところ、適度なタイトさでした。
トップ板での位置決めを行って、Go-Barクランプで接着しました。
バックボードのブレイシングもシェイピングを続けています。
集中して黙々と作業を行っていると、ふと我に返ることがあります。「何も考えず、ただ感性に導かれるままに」という言葉がぴったりな状態です
2012年7月31日
先日組み上げた「櫓」でバックボードにブレイシングを接着しました
センターパッチに切れ込みを入れた後、ブレイシング材にアールを付け櫓でクランプしました。
前回製作したギターよりも、いろいろな面で精度を向上させています。
ゆっくり・・・ゆっくり・・・ですが、少しずつ前に進んでいます
2012年7月7日
ここ数日でバックボードのセンターパッチを接着し、アールが付くようにサンディングしました。
そして今日、Go-Bar Clampのフレーム(私の中では通称「櫓(やぐら)」)を引っ張り出してきて、組み立てました(この櫓、見かけよりも結構重いので組み上げは一苦労です )。
工房部屋での櫓(やぐら)の存在感は大きく(部屋が小さい :()、「さぁ、ギター作りまっせ :!:」の雰囲気を漂わせています。
昨日は夜中中、激しい雨で雷も鳴っていましたが、今日はとても良い天気です
2012年7月2日
昨年6月から中断していたオリジナルギター製作再開です!
今日はバックボードのスクレイピングを行いました。新しく入手した厚手のスクレイパーは非常に使い勝手が良く、堅いローズウッドを気持ちよく削れます。
この一年間、製作作業は中断していましたが、自分なりの情報収集は継続していましたので、それらを出来るだけ盛り込んでいきたいと思っています。
2011年12月30日
ギターリペア ギター製作 徒然日記 ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
家の倉庫入れ替え、火災警報器取り付け、そして工房部屋の床フローリングと続いてきた、この「年末までにやりたい」シリーズですが、今年の夏に特許事務所に依頼していた商標登録が完了して登録証が届きました。(予定より早く登録完了できました!)
登録商標は「ギター工房オデッセイ」で、商品・役務は「ギターの修理または保守」です。
そしてもう一つ・・・
今後、ギターやウクレレなどの楽器を製作・販売していく上での商標です。登録名は・・・
WoodField
です!
今年の6月、震災後の東北へ伺い、楽器製作のための思材(瓦礫)を収集させていただきました。そのとき、部材を探しながら登った瓦礫の山で見た光景・・・
自分たちが踏みしめているのは、数ヶ月前までは人々の暮らしを支え、一緒に息づいていた建物、家具が壊れた木材・・・
その中には暮らしのぬくもりを感じるものもありました。
私が見つけたのは、数枚の写真で、そこにはおじいちゃんとおばあちゃんが孫であろう、赤ちゃんをだっこしている姿、同じ赤ちゃんをお父さんとお母さんがだっこしている姿、みんな一緒に写っている姿、そして赤ちゃんのアップが写っていました。
「この方々は無事だったんだろうか」「どうかどこかの避難所で暮らしていて欲しい」と思うと、瓦礫の山の上にもかかわらず、止まらない涙があふれた目で見た、そのときの光景・・・
思材収集の時、お世話になったZERO-ONEプロジェクトの方からいただいた「私たちのことを忘れないで欲しい」という言葉・・・
そんな想いを込めて、現在製作中とこれから製作するのギターとウクレレの名前は
WoodField
とすることに決めた次第です(実際に特許庁に申請したのは今年7月でした)。
商標登録に当たっては是枝特許事務所の是枝様、スタッフのみなさま、そして私が会社員時代の知的財産部門だったT.N.さん、H.T.さんには大変お世話になりました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
2011年7月17日
宮城県から持って帰ってきた思材(瓦礫)クリーニングの続きです。先日クリーニングを行った思材は金属類が付いていなかったのですが、今回は金具がいくつか付いていたので慎重に取り外しました。
今日も猛暑の一日でしたので水分補給を行いながら作業を行いました。
こんなに頑丈な木材と金属類を破壊する津波って恐るべきパワーだなぁ、と思いながら慣れない作業でできたマメの痛みをこらえながら、金具を外すことが出来ました。
さらに材に付いているヘドロをワイヤーブラシで削り取り、ウッドブロック・クリーニングが完了しました。
ZERO-ONE再生プロジェクトの目標通り、これらの思材(瓦礫)から奏でられる音色が人の心を癒すようになることを夢見ています。
酷暑の下の被災地は過酷な状況であることは間違いないと思います。健康管理には十分留意され、体調を崩されないようにしてください。
2011年7月10日
先日、宮城県から持ち帰った思材(瓦礫)のクリーニングを行っています。
今日も大きな梁の一部の泥をワイヤーブラシでこすり取りました。
おそらく秋田杉と思われるこの思材ですが、トップ板、ブレイシング材として音を響かせる部材に変身してくれたらいいなぁ、と思っています。
今日もすごく暑かったです!
2011年6月21日
ギター製作 徒然日記 ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
東北関東大震災から100日あまり経過しました。
被災された方々に心からお見舞いと申し上げますと共に、改めて震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げます。
先月初め(5/4)、福島県の株式会社DMSの黒瀬様からお声がけをいただき、ZERO-ONEプロジェクトへのお誘いのメールを頂戴しました。(以下、黒瀬様からのメール文面の抜粋です)
0(ZERO)から1(ONE)へ東日本大震災瓦礫(震災ゴミ)楽器再生プロジェクト
ZERO-ONE「再生」プロジェクト
3.11に発生した東日本大震災により多くの命、そして多くの想い出が流されてしまいました。
連日のマスメディアによる報道により、少しづつ被災地が復旧に向かっている事はご存知の事かと思います。
しかしながら、今も被災地には処理し終わるまでに凡そ10年かかると言われる災害ゴミが数多くあります。災害ゴミ…震災前には生活の一部だった家や家具。そこには家族との多数の思い出が宿り、人々と寄り添い合ってきた物です。被災をした者や現地を肌に感じる者達の言葉が始まりでした。
「全ては無理でも、ゴミとして処理してしまいたくない」「災害で起きたことすべての思いと教訓を忘れない為の素材として残したい」「再利用という形で自然を見つめ直すきっかけとして残せないか」震災の日から生きる事に専念した者達は年齢も性別も肩書きも取り払い、互いに手を取り合い、自身の弱気に負けないよう、今を一生懸命生きていこうと互いに語り合ってきました。
少しずつではありますがライフラインや道路などが復旧し、子供達は学校へ、ある者は仕事へ、それぞれの日常を取り戻す為に歩み始めました。けれども一方では、夢みてきた未来への道や、歩むと思っていた将来を断たれた方、避難所や自宅で物理的や精神的に出歩くことが困難な方など、精神的孤独に包まれている者も少なくありません。あれほど復興を掲げて、震災前以上のふるさとを創ると力強く宣言したけれど…心が踏ん張れない。何が復興に足りないのか。何があればまた踏ん張ることができるのか。
日常の生活に必要な衣食住を生きていく為の骨格だとするならば、そのまわりを構成する肉体は精神的余裕ではないでしょうか。
感動や、笑い、人とつながる事での安心感。
まだ心の底からそれらを満喫することは難しいかもしれません。
しかし、少なくてもそれらを得るに必要なものは準備しておかなければなりません。
今は最低限生活して行けるところの復興を最優先しています。しかし、それらが落ち着いてから、芸術や文化、スポーツ、娯楽を楽しむには遅いと思うのです。心の底から満たされるようになるまでには沢山の時間が必要です。スタートが遅ければそれだけ深くなってしまうのではないかと私たちは考えているのです。
ハード(建物や敷地)とソフト(楽器や衣装、道具)がある程度必要で、震災前の様に子供達がスポーツ少年団活動を、ご婦人方がカルチャースクールを、お父さんが休日の趣味を、その他老若男女すべての人が文化活動をできるようにする為にはできる人たちが支えてあげて行くべきだと思っています。
生きて行く為には二の次かもしれません。でも心が痩せ細らないよう、栄養は必要ではないでしょうか。私はその昔、0を1にする事は凄まじいエネルギーと沢山の想いが必要だとある方に教わりました。1を2にする継続的な力は個人の強い意思で行えるが、0を1にするには沢山の知恵と勇気とそして心が集結しなければ成り立たないと…
ならば私達は0を1にするサポートをすることで、このみちのくの再生、記憶、復興、そして生きる事のすばらしさを、被災者をはじめ、世界の人たちへ伝えて行きます。すでにとりかかっておりますのは、小さい子供から年配の方まで、みちのくの芸能(地域のコミュニティ)に欠かせない和太鼓を、ZERO-ONE再生プロジェクトとして手掛け始まっております。各地で祭り囃子が聴こえる様に…。
そして和太鼓に限らず多くの楽器についても同様に、被災地域だけに特化したものではなくすべての材料として、国内だけではなく海外にも復興の思いをのせて進行させていきます。
この度、改めて同プロジェクトからご連絡をいただき、微力ではありますが、弊工房もこのプロジェクトに賛同・参画させていただくことになりました。
阪神大震災を経験した私にとって、何かしなければ・・・と思いつつ、何も出来ない自分に歯がゆさを感じながら、この100日余りを過ごしました。義援金もスズメの涙ほどしか募金することは出来ませんでしたが、ようやく「自分の時間」と「自分の力」を役立てていただける可能性が出てきたことに心が引き締まる思いを感じています。
今後の詳細に関しましては本BLOGページ「工房マスターの日記」に順次掲載させていただきます。
なお、弊工房にリペアご予約を頂戴しているお客様におかれましては、ご予約をいただいた時点でお伝えしましたリペア作業時期へは影響がない範囲で活動させていただく所存ですので、何卒ご理解のほど、お願い申し上げます。
2011年6月16日
ギター製作は超スローペースながら、少しずつ作業を進めています。
ここ数週間でサイド・ライニングを取り付けました。ライニング材はサイドとトップ、そしてサイドとバックを一体にする重要なパーツです(たかがライニング、されどライニング・・・ですね(笑))。
トップ、バックと密着するように周囲のサンディングも終え、段差のない状態になりました。
2011年5月27日
いよいよ梅雨本番です。午前中しとしと雨が降る中、兵庫県立がんセンターに行って、昨年の検診フォロー検査を行って「引き続き要経過観察」と診断されました。
帰宅後、先日から取りかかっていたエンドピース取り付けを行いました。
今回はメイプル材ピースを使ってみました。
ボディ面とツライチになったエンドピースを眺めて「これ、いいやん!」と自画自賛状態になりました(笑)。
2011年5月1日
昨年7月に自作ギター1号機が完成した後、ギター製作はもうこれでいいかっ!と思っていたのですが、昨年末に購入したSOMOGYIの本を読み終え、私のノートにも多くのメモを残すと、なにかまた私の心の中に新しい夢が芽生え始めました。
数週間前からサイド(Rosewood)の切り出しとベンディングを行い、ネックブロックとテールブロックを取り付けて、今日ようやくモールドに固定することが出来ました。
2号機のテーマは「サウンド」です。1号機完成後に入手した情報やこれから試してみたいテーマなどを盛り込んで行こうと思っています。
自分の胸の中にある、なにかワクワクするこの感じがやっぱり大好きです(笑)。
命続く限り「夢の途中」です!
2010年12月31日
おかげさまで今年も無事年越しまで来ることができました。
思い起こせば今年の元日(2010年1月1日)、家族みんなでおせち料理をいただいているときに
「今年の夢は何?」
とみんなで話し合ったのを思い出します。
私は
「お母さん(妻)と一緒にステージに立てたらいいな」
と言ったことを覚えています。その時点では「ちょっと無理かな?」と思っていましたが、妻の努力でなんとか実現することができました。
そしてもう一つ、大きな夢「自作ギターでのデビュー」が実現した年でもありました。
さらに多くの音楽仲間のおかげで、オリジナルギターでの演奏がムービーとして一つの足跡として残せました。
お世話になった皆様、勇気や励ましをくださった皆様、本当にありがとうございました。
一方で春の人間ドックで胃、肺に異常の兆候が見つかり、精密検査を受けたこと、そしてその検査の中で新たに前立腺に陰が見つかりました。
継続して状況観察を続けますが、なにより健康のありがたさを改めて深く感じた一年でした。
大晦日の今日、アメリカからギターリペア消耗品類と工具類が届きました。
それらと一緒に購入した本とDVDがこの冬休みの宿題です(笑)。
まだ全部目を通していませんが、この本を見ていると「ギターのいい音」を追求したくなる衝動に駆られてしまいます(笑)。
今年一年本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
2010年8月7日
明日の午後、いつおお世話になっているM’sKitchen(神戸市垂水区)で神戸アマチュア音楽同好会NITEのアコースティックライブに出演させていただきます。
そして明日は私の製作したギターとウクレレがデビューします!
いろいろな想いを込めながら作ったこの2本。
一曲のみの演奏ですが、その内容はこの際問わず(汗)、妻と二人でデビューしてきます(笑)。
明日のライブに関する詳しい情報はこちらのページをご参照ください。
2010年7月21日
昨日はM’sKitchenのバースデイライブでした。
お越しになったお客さんやプレイヤーの方々にも7月生まれの方が多くおられたので「7月誕生月の会」に方針変更・・・(笑)。そしていろいろな方々の多彩な演奏を堪能させていただきました。
そして・・・
遂に・・・
自作のマイギターがデビューしました!!!(ヤッタァ~~~!!!)
マスターBinさんのドラムとのコラボでアップテンポな曲を3曲演奏させていただきました。
長年の「夢」だった・・・
「自作のギターを演奏すること」
それがとうとう現実になりました。
マイギター・・・
すごく良い音です(嬉)! ← 自画自賛?(汗)
自分的には90点の出来映えです。
残りの10点は音響特性を優先させるがために、薄くしすぎた塗装とのバランスでしょうか・・・。
一生使い続けていけるギターが生まれてくれました。
私がいなくなっても子供や孫にも弾き続けていってほしいなぁ、と切望しています。
すごく楽しかった!そして暖かかった!・・・本当に素晴らしいライブでした!!!
下のオブジェはBinさんへのプレゼントにと、妻がインレイ細工して作ったものです。
Binさんがすごく喜んでくれて、ほんとに嬉しかったぁ~(笑)
お越しにくださった皆さん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
こうして音楽を通して広がる友達の輪に心から感謝しています。
そしてマスターBinさん、お誕生日おめでとうございます!
お互いに健康管理には十分注意して、たくさん素晴らしい思い出を作っていきましょうね!!!
これからもどうぞよろしくお願い致します。
次回ライブは8月8日(日)のNITEアコースティックライブ@M’sKitchenに出演の予定です。
おいしいカレーをいただきながら、ライブ観覧はいかがですか?
お時間が許される方のお越しをお待ちしておます。
2010年7月17日
塗装を終えたボディにブリッジを接着し、今日はいよいよネックの接合を行いました。
作業中、工房部屋にアイスコーヒーを持ってきてくれた妻が撮ってくれた写真です。
後ろに写っているのは、妻のウクレレです。
作業を終えた時に、妻が言った「ギター出産に立ち会ったみたいやわぁ~」という一言が耳に残っています。
集中している間、私は過去に起こったいろいろなことを想い出します(無意識に頭のどこかが動いているようです)。
今日は1994年9月4日の佐渡島トライアスロンの様子が頭を駆け抜けました。
3.9kmのスイム、182kmのバイク(自転車)、そして42.195kmのラン・・・
そんなこと出来るんかぁ~と思いながら練習した日々、
レースに臨んでいただいた、島民の皆さんの熱い応援、
本当に暑かった!苦しかった!
でも・・・
完走できて嬉しかった!
我にかえるとギターらしくなった今までの足跡が目の前にありました(笑)。
今はゴールが見えたラン35km地点くらいでしょうか?
「リタイアさえしなければ、完走できる!」
もうすぐ応援の声は「がんばれぇ~」から「おかえりぃ~」に変わっていきます。
島民の皆さんの声を聞きながら、妻と子供たちが待っていてくれるゴールに向かう自分の姿が見えた気がします。
2010年7月9日
ギター製作も塗装段階に入りました。
塗装を実施する前に各種情報収集やいろいろな実験を行いましたが、なにぶん全塗装は初体験なので試行錯誤が続いています。
今回はまずラッカー塗装で調整しています。
シェラック・ニスという選択肢もあったのですが、結果が早くわかる方法を選びました・・・次回以降はシェラック・ニス塗装になると思います・・・っていうか、次回はあるのか???(汗)。
下はいずれも左が塗装前、右が本日現在の状態です。ヘッド部は塗装前にペグを取り付けてみました。
できるだけギターの音色を損なわないように、薄い層で塗装を重ねています。
レシピ的には現状、中塗り段階です。
「焦ると事をし損じる」
「急がば回れ」
など・・・
「早く音色を聴きたい~」自分を抑えて・・・
抑えて・・・います(笑)。
2010年6月30日
ゴールド・パールから切り出したインレイを埋め込みました。左の写真は位置決めのために仮止めしている状態、右は埋め込んだ後です。
パーツがそろったネックです!
下の動画はルーター加工している様子です。
2010年6月25日
昨日に引き続いて、愛知、岐阜のギター関係企業を訪問させていただきました。
午前中、大和マーク株式会社様の渡辺社長とお会いして、インレイやモザイクのお話をさせていただきました。
午後は宮田塗料株式会社様の 宮田社長と1970年代頃から現在までのギター塗装について貴重なお話を伺うことができました。
今回のとても有意義な旅行に誘っていただいたのは、岐阜県の館さんです。館さんは浪漫亭を経営されており、非常に多彩な趣味をお持ちの方です。
帰路の途中、館さんの工房に寄らせていただきました(写真:左、中央)。右は館さんの巨大な酒蔵の前でのツーショットです。
このところ、多忙な毎日を過ごしていましたが、今回のプチ旅行やいろいろな方々との出逢いがあって、客観的に自分の姿を見つめ直すことができたような気がしています。
館さん、いろいろとお世話になり本当にありがとうございました。
2010年6月24日
YASUMAギターの創始者、安間公彦さんのお宅に伺わせていただきました。
現在は、螺鈿(らでん)工芸作家として活躍されています。
いろいろなお話を聞かせていただいて、とても勉強になりました。
2010年6月21日
フィンガーボードにインレイを埋め込みました。
バインディング(フィンガーボード外側の茶色の部分)を取り付けました。この素材はボディのバインディングと同じCOCOBOLO材です。
ボディにネックとフィンガーボードを乗せてみました(まだ接着はしていません)。ブリッジはこれから作製します(写真のブリッジは既成のものを乗せた状態です)。
構造的には残るものはブリッジとヘッドプレート、弦周り(フレット、ナット、サドルなど)ですが、今は塗装のことを考えてます。
私が高校生の時だったと思います。あのQUEENのギタリスト、Brian Mayが暖炉の木から自分のギターを作ったということを知って「そんなこと、どうやってするんや~」と衝撃を受けましたが、自分が50歳になったとき「いつか自分のギターを作って弾いてみよう」と思い立ち、こうやって実際に「自分の夢」に近づいてくると、何とも言えない気持ちになります。