6月2011
2011/6/30 木曜日
徒然日記 ZERO-ONE プロジェクト
大きな梁を切った思材を4本、車に乗せて帰ってきました。
これから乾燥し、製材してギター、ウクレレの部材として使わせていただきます。
この度、大変お世話になったZERO-ONEプロジェクトの黒瀬様、千葉様、本当にありがとうございました。
「僕たち(震災に遭われた方々)のことを忘れないでほしい、遠くから思ってくれているだけでも嬉しいんです」というお二人のお言葉が残っています。
帰りの車の中で、津波の爪跡の話をしながら妻と二人で泣いてしまいました。
たった一日ご一緒に行動させていただいただけでしたが、私たちにとっては一生忘れられない「暑い一日」になりました。
絶対に忘れません!そして今回目の当たりにしたことを伝えていきます。
2011/6/29 水曜日
徒然日記 携帯投稿 ZERO-ONE プロジェクト
津波の傷跡がいまだに生々しい街で思材(瓦礫)選定を行ってきました。
田んぼの中に置き去りになったままの大小の漁船、行方不明の方々がまだ見つけられずにいる土壌、河川、そこを懸命に捜索されている自治体、ボランティアの方々など、言葉では言い表せない状況でした。
あまりの復旧復興の未着手さに愕然とし、その地域を故郷とされていた方々の無念さと共に、ここ数ヶ月の間に「震災=原発」という理解になりかかっていた自分に恥ずかしさを感じました。
2011/6/28 火曜日
徒然日記 携帯投稿 ZERO-ONE プロジェクト
早朝、自宅を出発し、名神高速、北陸自動車道、磐越道、東北自動車道を走ること13時間、杜の都、仙台に到着しました。
明日、東松島でZERO-ONEプロジェクト活動、思材(瓦礫)の中から楽器部材の選定を行います。
2011/6/27 月曜日
徒然日記
昨日の夜、明石の居酒屋で音楽仲間と久しぶりに会食しました。集まったのはいつもお世話になっているNITEのヤートさん、ハギちゃん、ケンちゃん、そしてデザインユニットMofu!のよっぴさんとチカちゃんでした。
このメンバーで会うのは2ヶ月ぶりでしたが、皆さんの爆笑トークに思いっきり腹を抱えて笑わせていただきました。楽しい時間を本当にありがとうございました。
そしてMofu!のお二人から、私の孫へとMofu! Tシャツをいただきました!ネーム入りの世界に一着しかないTシャツは息子家族への最高のプレゼントです!
よっぴさん、チカちゃんありがとうございました。
2011/6/26 日曜日
徒然日記
我が家のプチトマトにたくさんの実がなりました(一ヶ月前はこんな感じでした)。
季節外れの猛暑が続いていますが、野菜たちにとっては最高の季節なのかもしれません。
昨晩遅くから今朝にかけて雷とともに雨が降りました。雷の音が怖くて、我が家の愛犬は夜中にバタバタ大騒ぎしていましたが、今朝の散歩では何もなかったかのようにニコニコの笑い顔(?)でルンルンでした(笑)。
2011/6/21 火曜日
ギター製作 徒然日記 ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト
東北関東大震災から100日あまり経過しました。
被災された方々に心からお見舞いと申し上げますと共に、改めて震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げます。
先月初め(5/4)、福島県の株式会社DMSの黒瀬様からお声がけをいただき、ZERO-ONEプロジェクトへのお誘いのメールを頂戴しました。(以下、黒瀬様からのメール文面の抜粋です)
0(ZERO)から1(ONE)へ東日本大震災瓦礫(震災ゴミ)楽器再生プロジェクト
ZERO-ONE「再生」プロジェクト
3.11に発生した東日本大震災により多くの命、そして多くの想い出が流されてしまいました。
連日のマスメディアによる報道により、少しづつ被災地が復旧に向かっている事はご存知の事かと思います。
しかしながら、今も被災地には処理し終わるまでに凡そ10年かかると言われる災害ゴミが数多くあります。災害ゴミ…震災前には生活の一部だった家や家具。そこには家族との多数の思い出が宿り、人々と寄り添い合ってきた物です。
被災をした者や現地を肌に感じる者達の言葉が始まりでした。
「全ては無理でも、ゴミとして処理してしまいたくない」「災害で起きたことすべての思いと教訓を忘れない為の素材として残したい」「再利用という形で自然を見つめ直すきっかけとして残せないか」
震災の日から生きる事に専念した者達は年齢も性別も肩書きも取り払い、互いに手を取り合い、自身の弱気に負けないよう、今を一生懸命生きていこうと互いに語り合ってきました。
少しずつではありますがライフラインや道路などが復旧し、子供達は学校へ、ある者は仕事へ、それぞれの日常を取り戻す為に歩み始めました。けれども一方では、夢みてきた未来への道や、歩むと思っていた将来を断たれた方、避難所や自宅で物理的や精神的に出歩くことが困難な方など、精神的孤独に包まれている者も少なくありません。あれほど復興を掲げて、震災前以上のふるさとを創ると力強く宣言したけれど…心が踏ん張れない。
何が復興に足りないのか。何があればまた踏ん張ることができるのか。
日常の生活に必要な衣食住を生きていく為の骨格だとするならば、そのまわりを構成する肉体は精神的余裕ではないでしょうか。
感動や、笑い、人とつながる事での安心感。
まだ心の底からそれらを満喫することは難しいかもしれません。
しかし、少なくてもそれらを得るに必要なものは準備しておかなければなりません。
今は最低限生活して行けるところの復興を最優先しています。しかし、それらが落ち着いてから、芸術や文化、スポーツ、娯楽を楽しむには遅いと思うのです。心の底から満たされるようになるまでには沢山の時間が必要です。スタートが遅ければそれだけ深くなってしまうのではないかと私たちは考えているのです。
ハード(建物や敷地)とソフト(楽器や衣装、道具)がある程度必要で、震災前の様に子供達がスポーツ少年団活動を、ご婦人方がカルチャースクールを、お父さんが休日の趣味を、その他老若男女すべての人が文化活動をできるようにする為にはできる人たちが支えてあげて行くべきだと思っています。
生きて行く為には二の次かもしれません。でも心が痩せ細らないよう、栄養は必要ではないでしょうか。
私はその昔、0を1にする事は凄まじいエネルギーと沢山の想いが必要だとある方に教わりました。1を2にする継続的な力は個人の強い意思で行えるが、0を1にするには沢山の知恵と勇気とそして心が集結しなければ成り立たないと…
ならば私達は0を1にするサポートをすることで、このみちのくの再生、記憶、復興、そして生きる事のすばらしさを、被災者をはじめ、世界の人たちへ伝えて行きます。
すでにとりかかっておりますのは、小さい子供から年配の方まで、みちのくの芸能(地域のコミュニティ)に欠かせない和太鼓を、ZERO-ONE再生プロジェクトとして手掛け始まっております。各地で祭り囃子が聴こえる様に…。
そして和太鼓に限らず多くの楽器についても同様に、被災地域だけに特化したものではなくすべての材料として、国内だけではなく海外にも復興の思いをのせて進行させていきます。
この度、改めて同プロジェクトからご連絡をいただき、微力ではありますが、弊工房もこのプロジェクトに賛同・参画させていただくことになりました。
阪神大震災を経験した私にとって、何かしなければ・・・と思いつつ、何も出来ない自分に歯がゆさを感じながら、この100日余りを過ごしました。義援金もスズメの涙ほどしか募金することは出来ませんでしたが、ようやく「自分の時間」と「自分の力」を役立てていただける可能性が出てきたことに心が引き締まる思いを感じています。
今後の詳細に関しましては本BLOGページ「工房マスターの日記」に順次掲載させていただきます。
なお、弊工房にリペアご予約を頂戴しているお客様におかれましては、ご予約をいただいた時点でお伝えしましたリペア作業時期へは影響がない範囲で活動させていただく所存ですので、何卒ご理解のほど、お願い申し上げます。
2011/6/20 月曜日
徒然日記
今年も我が家の庭に紫陽花の花がきれいに咲いています。
昨年より色が濃いような気がします。数日前にいたカタツムリの姿は見えませんが、きっと元気にしていることでしょう(笑)。
昨日は息子ファミリーが4人で遊びに来てくれました。先日産まれた孫(女の子)もだいぶんしっかりして、ビックリするくらいに大きな泣き声を聞かせてくれます(笑)。
昨年の紫陽花の日記は、上の孫(男の子)の片言のことも記していましたが、あれから一年経って、色々な事を話してくれるようになり、私たちとほとんど普通にコミュニケーションできるようになりました。
こうして一年ごとに同じ時期のことを思い起こすにつれ、孫の成長を改めて感じることが出来て、感謝の気持ちでいっぱいになります。
2011/6/16 木曜日
ギター製作
ギター製作は超スローペースながら、少しずつ作業を進めています。
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ここ数週間でサイド・ライニングを取り付けました。ライニング材はサイドとトップ、そしてサイドとバックを一体にする重要なパーツです(たかがライニング、されどライニング・・・ですね(笑))。
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トップ、バックと密着するように周囲のサンディングも終え、段差のない状態になりました。
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2011/6/14 火曜日
徒然日記
一ヶ月半ほど前に花が咲いていたブルーベリーに、たくさんの実がなりつつあります。
収穫にはまだ時間がかかりそうですが、最近ヒヨドリたちが庭にやってきているので、近いうちにネットをかぶせようかと思っています(笑)。
2011/6/12 日曜日
徒然日記
我が家のアジサイにカタツムリがやってきてくれました。
こんなに間近で見るのは何年ぶりだろうなぁ、と久しぶりの出会いに感動しました!(笑)
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