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ウクレレ製作

ボディ組み上げ

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

トップ、バック、サイドの準備が整いました。

 

ボディを組み上げながら、いろいろな想いが頭に巡りました。

昨年の夏、宮城県東松島市で見た光景、瓦礫置き場での思材の採取、ZERO-ONEプロジェクトの方々とのお話など・・・。

 ← この思材からできたボディです。

  

クランプで固定されたボディのトップ、バックをコンコンとタッピングすると、良い響きがしました。

 

 

 

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ブレイシング

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

トップ、バックのブレイシング材(力木)を接着した後、シェイピング(スキャロップ)を行いました。

  

タッピングで反響音を確認しながら、少しずつ削っていきます。

 

下はシェイピングしている様子です。

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サイド組み上げ

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

ベンディングを終えたサイドボードをモールド内に組み上げました。

トップ端、バック端の余分な部分を切り取り(写真:左)、ネックブロックとテイルブロックを接着(写真:中央)、そしてライニングを接着しました(写真:右)。

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さらにトップ側とバック側共に接着面をトリミングしてサイドの準備が出来ました。

東北(宮城県東松島市)で採取してきた思材(瓦礫)がだんだんウクレレの形に近づいてきました。

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サイドボード・ベンディング

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

先日切り出したサイドボードのベンディングを行いました。

 

ベンディング用のヒーターにサイドボードを押し当てて徐々に曲げていきます。

下は作業の様子です。


 

今日は冬らしい寒い一日でした・・・湯たんぽして寝ます :)

 

 

 

 

 

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サイド板切り出し

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

思材(瓦礫)からネック、トップ、バック、ブレイシングと順に切り出して来ましたが、最後の大きなパーツ、サイド板を切り出しました。

部材の節や割れ部分を避けながらカンナがけを行い、約1.5mmの厚みまで削りました。

今日は一日、冷たい雨模様でした。乾燥注意報が出っぱなしでしたが、この雨で湿度が戻るかもしれませんね。手洗い、うがい、そして保湿を心がけて、インフルエンザにはかからないように注意しましょう!

 

 

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ブレイシング材切り出し

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

トップとバックを補強し、音響特性を向上するブレイシング材(力木)を切り出しました。

宮城県東松島市から昨年持ち帰った思材(瓦礫)から切り出すのですが、震災・津波の大きさを物語っている部材を加工しながら、亡くなった方々のご冥福を改めて祈りました。

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楽器の部材として使用できない痛んだ部分も大切に保管しておこうと思っています。

ブレイシング材はトップ、バック、サイド材と比べて思材から切り出しやすいサイズなので、今後のギターやウクレレ製作、およびリペアにも流用していこうと思っています。

 

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バックストリップ接着

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

トップとバックの周囲とサウンドホールを切り出しました(割れないように慎重に切り出しました)。

バックボードは強度補強のためにバックストリップを切り出し中央に接着しました。

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トップ、バックボード製作

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

ここ数日をかけてトップボード、バックボードの削り出しと接合、および厚み削り出しを行いました。

左右板の接合面に隙間がなくなるように調整しながら逆光を利用して確認します(写真:左)。両方の板を接合するために少し幅の狭い平面を作り(写真:中央)、接着して固着を待ちます(写真:右)。

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スクレイピングとサンディングを繰り返して厚さ約1.5mmのトップとバックが出来ました。

 

今日は阪神大震災から17年目の日です。

こうして東北から持ち帰った思材(瓦礫)を手にして作業を進めていると、震災や津波、台風などに比べて小さな人間の存在、そして一年に一筋ずつ年輪を増やしていく木部材と比べて短い人の一生、などをあらためて感じてしまいます。

でも人は励まし合いながら人生を送ることが出来ます。

今、私たちが思っていること、感じていることを孫子の時代、さらにその先の世代へ確実に伝えていくこと、それが私たちがするべきことだと17年たった今日、亡くなった方々のご冥福を祈りながら再確認しました。

 

 

 

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ネックジョイント加工

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

ネックヒール部とネックブロックのジョイント加工です。

トリマと専用加工ジグを使ってダブテイル・ジョイントを削り出しました。

 

下の写真は加工前(左)、加工後(中央、右)です。

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大震災の思材(宮城県東松島市で採取した瓦礫)が徐々にウクレレの形に変わっていきます。少しずつワクワク感が増してきました :)

下はルーティング加工している様子です。

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ネック削り出し

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

粗く削りだしたネックをヒール部を中心に徐々にさらに整形しています。

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宮城県東松島市で収集してきた思材(がれき)が少しずつウクレレの形に変わっていくにつれ、身が引き締まる思いがしています。

 

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