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9月2009

迷子

徒然日記

午後、妻と近くのショッピングセンターに買い物に出かけました。
夕ご飯の食材を買い、少し涼んでいこうかと、本屋さんで立ち読みをした後、そばのベンチに座っていると、3歳くらいの帽子をかぶった男の子が目にいっぱい涙を貯めて、口をへの字にしてべそをかきながら、私たちのことを見ながら、前を通っていきました。

妻が「おかあさん、いないん?」と聞くと、その男の子は黙ってクビを縦に振りました(口はへの字のままでした)。

呼び出しをしてもらおうかと、店の人のいる所に男の子を連れて行きました(男の子の背中は汗でグッショリです!)。

お店の人のところまでいくと、妻が男の子に「名前言える?」と聞くと・・・

それまで我慢してきたのでしょう・・・急に目から涙がボロボロ流しながら、自分の名前を私たちに告げました。

これで一安心!と店を後にした私たちでした。
驚いたのは男の子の告げた名前が私たちの孫と同じ名前だったことです。

今は伝い歩きをしている孫ですが、きっと数年後には何回かあの男の子のように迷子になるのかな?と思うと微笑ましくなりました(男の子は必死だったのでしょうが・・・(笑))。

そして迷子が許されるこの国はある意味「平和」なのかな、と感じました。

 

お母さんに会えたかな?

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