2009/6/4 木曜日
どこいった?
入院生活の相棒、MDウォークマン。痛みと闘っていたとき、ぼ~っと外を眺めていたとき、私を支えてくれていました。
今朝、いつものように朝の瞑想(?)に入ろうとしてイヤホンを耳の中に入れると片方だけスポッと取れてしまいます。
私の耳の穴よりもイヤホンの方が少し小さいので、イヤーパッドという薄いスポンジのカバーをつけていたのですが、それが取れてなくなっていることに気づきました。
枕、掛け布団をひっくり返して…ガサガサ探していると…看護師さんがやって来て
「樋口さん、どうされたんですか?」
と目を丸くして立っています。
かくかくしかじかで…と状況を説明すると彼女もイヤーパッド探しの仲間に…。
「きっとどこかに落としたんだと思います。お手間を取らせてごめんなさい。」
ただでさえ忙しい看護師さんをイヤーパッドごときで引き止めていることが心苦しくて、丁重にお礼を言って戻ってもらいました。
「どこに落としたんかなぁ」
とベッドに横になって音楽でも聴こうとイヤホンをつけてみると、耳の中でゴソゴソ音がします。
そうです!
イヤーパッドは耳の中で外れていました。
指で取ろうと思ってもどんどん奥に入っていくばかりです。
「どないしょう」
「そや!ピンセットでつまんで引っ張り出そう」
「ピンセットはどこにあんねん?」
「ナースステーションか!」
数人の看護師さんに見られながら取り出してもらいました(恥)。
二週間分の耳垢と一緒に出て来たイヤーパッド!
久々にめっちゃ恥ずかしかったです。
看護師さん、ごめんなさい!
そしてありがとう!