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3月2009

街頭テレビ

徒然日記

昔、テレビが今のように普及していなかった頃(多分昭和30年代)、街頭テレビという、いわゆる公衆テレビがあったそうです。私の生まれた頃のことで、その存在は記憶にないのですが、物心ついた頃、私もテレビを見に行くのは隣の家でした。

今日の午後、所用で外出し、昼食を終えたのが2時半頃でした。店を出ると向かいのテレビの前で大勢の人たちがテレビに向かって拍手しています。「あっそうか!WBCや!」と思って、私も急いで試合の様子を見に行きました。ちょうど延長10回でイチローがタイムリーヒットを打ったところでした。
隣にいたおじいさんに「どうなったんですか?」と聞くと「やったでぇ~!イチローが打ったでぇ~~!」と大喜びでその様子を教えてくれました。「9回裏に追いつかれたんや」とおじいさんの説明は続きます。

その後、10回の裏のダルビッシュの最後の一投まで、みんなと一緒にテレビを見ながら応援してきました。
試合が終わった時、そこにいたみんな(20~30人くらいでしょうか)と一緒に「やった~~」と拍手してきました。

公衆テレビを見ているみんなが一体感を感じる、という素晴らしい体験をしてきました(笑)。

昔の街頭テレビで力道山のプロレスを応援していた人たちも同じ乗りだったんだろうなぁ、と思うと同時に、こういう一体感っていいなぁ、と思った今日の午後でした。

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