ギター製作

バック・ブレイシング

ギター製作

バックボードのブレイシング接着が完了しました。
BackBrace-1
今日は夕方からブレイシング・シェイピングを行いました。まず、ノミでブレイシング端の傾斜を付け(写真:左)、サイドの放物曲面を削り出しました(写真:中央)。全部で4本、8カ所のサイド加工のうち、今日は一カ所だけ完了しました(写真:右)。
BackBrace-2 BackBrace-4 BackBrace-3
「おいしくなぁ~~~れ」というシェフのおまじないではありませんが(笑)、「良い音になぁ~~~れぇ」と想いを込めながらの作業でした。

コメントはこちら

バックボード・ブレイシング

ギター製作

久しぶりのギター製作記事です。時々、時間を見つけて少しずつの作業を進めています。
バックボード製作の過程で、きりの良いところまで進められました。
まずはブレイシング加工用のジグ作りを行ってアールを大まかに付けた後、ディッシュの上でサンディングして正確なアールを付けます。
BraceJig-1 BraceJig-2 BraceJig-3
次にバックボード・センターストリップ(インナー)にブレイシングに合わせてカットします。カミソリの刃でストリップに切れ目を入れ、ノミでカットしました。この作業は手を切らないようにと、少々ビクビクしながらの作業でした(笑)。
StripCut-1 StripCut-2 StripCut-3
そして今日、いよいよバックボードにブレイシングを接着・クランプしました。
GoBarClamping-1 GoBarClamping-2 GoBarClamping-3
下の動画はブレイシング材をサンディングしている様子です。途中で塗っている白い物はチョークです。これを使うとサンディング面が均一になっているかをモニタ出来ます。

また、下の動画はバックボードに接着している様子です。

コメントをいただき、ありがとうございます!

バックボード・センターストリップ(インナー)取り付け

ギター製作

久しぶりのギター製作のトピックスです。ここ数週間(数ヶ月?)でバックボードのセンターストリップ(インナー)を切り出し、今日ようやくトリミングができました!(なんというスローペース(笑))
まずはスプルース材からストリップ材を切り出します。この時の注意点は木目方向です。ストリップの長辺方向に垂直に木目を切り出します。
BackCenterStrip-1 → BackCenterStrip-2 → BackCenterStrip-3
次にバックボードにストリップを接着します。まずストリップがボードセンターに来るように直定規を固定し、ストリップを接着した後、当て木を当ててクランプします。(この状態ではストリップには角があります)
GluingCenterStrip-1 → GluingCenterStrip-2 → GluingCenterStrip-3
カンナでストリップの高さをそろえ、最後にフラットファイルで角をトリミングしました(#150→#320)。
TrimmingCenterStrip-1 → TrimmingCenterStrip-2 → TrimmingCenterStrip-3
下の動画はカンナとフラットファイルでトリミングしている様子です。

(バックボードはマスキングシートで保護しています)

次のステップはバックボードブレイシングの切り出しです。

コメントをいただき、ありがとうございます!

バックボード・センターストリップ取り付け(2)

ギター製作

ストリップの接着が完了しましたので、今日は飛び出した部分を鉋で削り取りました。
20090302_002.JPG 20090302_003.JPG 20090302_001.JPG
下の動画は鉋作業を行っている様子です。

バックボードとストリップが一体になりました。

コメントをいただき、ありがとうございます!

バックボード・センターストリップ取り付け(1)

ギター製作

久しぶりのギター製作トピックはバックボードの飾り付けです。センターストリップ取り付け用の溝を掘った後、ストリップを接着しました。
20090301001.JPG 20090301002.JPG 20090301003.JPG

コメントはこちら

宿題

ギターリペア ギター製作 徒然日記

昨日、アメリカから荷物が届きました。

今回、購入したのはGuitar Player Repair Guideという本と、The Master Class in Acoustic Guitar MakingというDVDセットです。
Repair Guideの内容はリペアの技術を必要としない通常のメンテナンスから、かなり硬度な技術をようするリペアまで三段階に分類されていろいろなトピックスが記載されています。(分厚い書籍で(320ページ)、かなり読み応えがありそうです。)

この本を受け取って驚いたのは、1ページ目にこの本の著者であるDan Erlwineの直筆のメッセージとサインが書かれてあったことです。(”From my shop to yours”と書かれていると言うことは、Danが私がリペア工房を営んでいると言うことを知っていると言うことなのかなぁ、とちょっとドキドキしています(笑))
20081230001.JPG 20081230002.JPG

そしてアコースティックギター製作のDVDセット(10巻セット)には”The Luthiers Acoustic Making Guide Handbook”と詳細なデータシート集が同梱されており、DVDに登場するギター製作過程に登場する様々なジグやパーツの寸法などが記載されています。
20081230003.JPG 20081230004.JPG

冬休みの宿題です(笑)。

コメントはこちら

カーフ・リボン・ライニング・サンディング

ギター製作

先日、接着したカーフ・リボン・ライニングが固着したので、サイドと一緒にもう一度サンディングしました。
20080915003.JPG
左下の写真はサンディング前の写真です。この段階ではカーフリボンとサイド・ボードに若干段差がありますので、サンディング面にチョークを塗り、サンディング経過をモニタできるようにしておきます(中央)。右の写真はサンディング後の様子です。リボンとサイド・ボード面が均一になりました。
20080915001.JPG → 20080915002.JPG → 20080915004.JPG

コメントはこちら

カーフ・リボン・ライニング接着

ギター製作

久しぶりのギター製作です。まずサイドをモールドに固定して、バック・トップのリムを・サンディングしました。
その後、カーフ・リボン・ライニング接着を行いました。下の写真はその時の様子です。(ちょっと緊張気味です・・・(汗))
20080912001.JPG 20080912002.JPG 20080912003.JPG
下の動画はリム・サンディングの様子です。このプロセスはサイドとトップ・バックの密着性を向上させるために必要なものです。

自分の夢に一歩近づいている・・・そんな気持ちです。

コメントはこちら

最近の読み物

ギター製作

いつの日か作り上げることができると信じているギター・・・ポイント程度にでもインレイを入れたいと思っています。
そこで購入したのがこの本です。
20080625.JPG
英語モードに頭を切り換えなくては・・・(笑)。

コメントはこちら

エンドピース取り付け

ギター製作

ボディの一番下にエンドピースを取り付けました。エンドピースとサイドの間には白黒白のパーフリングを挟んでみました。
tn_dsc03149.JPG
下の3枚の写真はサイドのボトム部分を削り取っている様子です。
tn_dsc03132.JPG → tn_dsc03142.JPG → tn_dsc03143.JPG
また下の写真はエンドピースを作っている様子です。ローズウッド端材から切り出して接着しました。
tn_dsc03045.JPG → tn_dsc03048.JPG → tn_dsc03058.JPG

コメントをいただき、ありがとうございます!

« 古い記事 新しい記事 »