2013/12/11 水曜日
レコードを聴こう! (3)
約20年ぶりにレコードの音を聴きました。前回、レコードの音を聴いたのはMDにレコードの音を録音しておこうと思い立ち、MDコンポにプレーヤーをつないだ時だったのですが、当時はCDに録音するパソコンの能力もアプリも充実していなかったので、最先端だったMDというメディアを選びました。
今回、改めてレコードの音を聴いて感じたのは、CDと比べて空気感の存在が全く違うと言うことでした。
たとえば、バスドラムが鳴った後のドラムの回りの空気がボワンと揺れる感じや、シンバルが鳴るときにスティックが触れる感じ、ギター・ストロークの後、ギターの周囲の空気が震える感じなどが、レコードの方が格段に優位であると感じました。
確かにレコード特有のダイナミックレンジ、S/N比、ワウフラッターなどの問題がありますが、それを考慮に入れたとしても、聴こうとする演奏のクリア感、空気感が伝わってくるアナログの音は素晴らしいの一言です
なにより、クリアな音を聴いていると疲れない、というのが嬉しいです
ただ、レコード・プレーヤーやレコードを置くスペースがない、という我が家特有の問題が残っており、これをどう解決しようかと頭を悩ませています
一つの解決策として、サンプリングレート最大の状態でレコード音源をパソコンに取り込み、おそらく超巨大となるファイルをBluRay Discに書き込む、という方法を考えています。この場合、CDと同様にデジタル化されるので、ある周波数を超えたものはカットされることになりますが、それがどの程度体感的に影響するかを実験してみたいと思います
コメントを残す