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8月2010

歸國(きこく)

徒然日記

あの太平洋戦争終結から65年・・・。

先日のテレビドラマ「歸國」を見てとても考えさせられました。

戦争で亡くなった兵士たちが現在の世の中をどう見るか、というストーリーでした。
もちろん、私は戦争を知らない世代です。でも子供が大きくなり、孫が生まれ、自分の世代が過ぎて命が無くなっても、将来も人と人が殺し合うことは絶対にしてほしくない、と思っています。(残念ながら今も戦争は続いていますが・・・)

ドラマの中で、いくつかのとても印象に残る言葉を聞いて、自分自身の記憶に、そして子供たち以降の世代にも残したいと思って、この日記を書いています。

最初の言葉・・・

”「便利」と「豊かさ」は違う。”
現代はとても便利になりました。物はあふれ、欲しい物が簡単に手に入れられるようになったが、人の心は「豊か」なのか?

次の言葉・・・

”貧幸(ひんこう)という言葉を知っているか?”

そして三つ目の言葉・・・

”子供たちが唄わなくなった。”
次の世代を担う子供たちが「生き生きとした表情」を持ち続けることのできる環境なのか?

国のため、家族のため、命を落としていったあの若者たちが今の日本を見てどう思うか?倉本 聰さんが掲げられた課題はこれからの日本の課題だと強く感じました。

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