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6月2010

精密検査~その9:検査結果

徒然日記

午前中、兵庫県立がんセンターに昨日のMRI検査の結果を聞きに行ってきました。

前立腺の中に良性ですが腫瘍ができています・・・との診断でした。

ほぼ実物大の大きな画面に映ったMRI画像を見ながら、先生から詳しい説明を受けました。

これまで前立腺など、どこにあるものなのか、何の役目を果たしているものなのか、全く知りませんでしたが、今回の検査をきっかけにネットでいろいろと調べることができたので、画像と自分の体の部位が一致してよく理解できました。

確かに前立腺の内部、約2/3位の直径の丸い腺腫が見えました。念のため経過を観察しましょう、ということで半年後の検査を予約して帰路につきました。

 

今年の3月末の人間ドックから始まり、大腸と胃のポリープ、そして前立腺腫と、およそ2ヶ月の間、がんセンターにお世話になりましたが、結果悪性のものはなく一安心しました。

今回のような一連の精密検査を行ったのは初めての経験でしたし、「何もなければそれでいいし、何か見つかったとしても初期の処置ができる」と、時折よぎる不安を自分で前向きに言い聞かせることもありました。

 

病院の会計を済ませ、一人で車を運転しながら、いろいろなことを考えました。

「今年で54歳・・・人生の折り返しはとっくに過ぎているし、これからもいろいろなことが起こるんだろうなぁ。

人生のゴールがいつ、どこで、どんな形で来るかはわからないけど、生かされている間は、そのとき、そのときを充実させるように生きていこう!」

そんなことを考えていると、なぜかウルウルしてきました。(沈みそうになる自分を前向きにさせた自分も、きっと怖かったんだろうなぁ、と思いました)

 

これで精密検査シリーズの日記は終わりです。

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