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ZERO-ONE プロジェクト

スロットヘッド加工(1)

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

ウクレレ製作カテゴリーへは久しぶりの投稿となります。

以前、ZERO-ONEプロジェクトの方からスロットヘッドの加工可能性を示唆されておりましたので、技術的に習得するのに時間がかかった・・・というのが理由です :-|

ネック材にWoodFieldロゴをインレイしたプレートを接着しました。

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緊張連続の時間を経て、スロットヘッド加工(前半)を完了しました :!:
(電動工具を駆使する間、妻がサポートをしてくれました・・・ありがとう :)

 

溝(スロット)をナット側に引き寄せる加工が残っていますが、これは手作業でゆっくりと進めていきます。

ゆっくりですが、確実に進んでいます :)

 

 

 

 

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フレット溝加工

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

フィンガーボードにフレット溝を掘りました。

まずフレットスケールにあわせて溝位置を書き込みます。

フレット溝加工用ジグを使って溝加工を行います。今回はJapanese Pull Saw(日本製の引き鋸)を使いました。切れ味最高です :!:これまで使っていた西洋版ノコギリに比べると効率、仕上がりは格段に向上しました・・・日本のノコギリってすごいです :-D

 

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ネックに乗せてみました・・・

ボディにも乗せてみました・・・

下の動画はフレット溝加工の様子です。

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フィンガーボード選定

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

宮城県東松島市で採取した思材(瓦礫)から製作しているウクレレです。ネックとボディの接合部分の調整を行って、ウクレレの形になってきました(接着はフィンガーボードが完成してからになります)。

 

次はフィンガーボード、ブリッジ、そしてヘッドプレートです。

今日は部材の選定を行いました。

思材にはこのパーツに適した部材がなかったので、この部分は市販のアコースティックパーツ材からエボニーとローズウッドを選びました。

 

あの震災・津波から11ヶ月が経ちました。

亡くなられた多くの方々のご冥福を改めて心から祈ると共に、現在被災生活を送られているすべての方々へエールを送りたいと思います・・・「今は寒いけれど、もうすぐ春がやってきて草花が息吹きます。一歩一歩、歩いて行きましょう!」

 

 

 

 

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ボディ組み上げ

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

トップ、バック、サイドの準備が整いました。

 

ボディを組み上げながら、いろいろな想いが頭に巡りました。

昨年の夏、宮城県東松島市で見た光景、瓦礫置き場での思材の採取、ZERO-ONEプロジェクトの方々とのお話など・・・。

 ← この思材からできたボディです。

  

クランプで固定されたボディのトップ、バックをコンコンとタッピングすると、良い響きがしました。

 

 

 

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ブレイシング

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

トップ、バックのブレイシング材(力木)を接着した後、シェイピング(スキャロップ)を行いました。

  

タッピングで反響音を確認しながら、少しずつ削っていきます。

 

下はシェイピングしている様子です。

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サイド組み上げ

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

ベンディングを終えたサイドボードをモールド内に組み上げました。

トップ端、バック端の余分な部分を切り取り(写真:左)、ネックブロックとテイルブロックを接着(写真:中央)、そしてライニングを接着しました(写真:右)。

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さらにトップ側とバック側共に接着面をトリミングしてサイドの準備が出来ました。

東北(宮城県東松島市)で採取してきた思材(瓦礫)がだんだんウクレレの形に近づいてきました。

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サイドボード・ベンディング

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

先日切り出したサイドボードのベンディングを行いました。

 

ベンディング用のヒーターにサイドボードを押し当てて徐々に曲げていきます。

下は作業の様子です。


 

今日は冬らしい寒い一日でした・・・湯たんぽして寝ます :)

 

 

 

 

 

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サイド板切り出し

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

思材(瓦礫)からネック、トップ、バック、ブレイシングと順に切り出して来ましたが、最後の大きなパーツ、サイド板を切り出しました。

部材の節や割れ部分を避けながらカンナがけを行い、約1.5mmの厚みまで削りました。

今日は一日、冷たい雨模様でした。乾燥注意報が出っぱなしでしたが、この雨で湿度が戻るかもしれませんね。手洗い、うがい、そして保湿を心がけて、インフルエンザにはかからないように注意しましょう!

 

 

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ブレイシング材切り出し

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

トップとバックを補強し、音響特性を向上するブレイシング材(力木)を切り出しました。

宮城県東松島市から昨年持ち帰った思材(瓦礫)から切り出すのですが、震災・津波の大きさを物語っている部材を加工しながら、亡くなった方々のご冥福を改めて祈りました。

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楽器の部材として使用できない痛んだ部分も大切に保管しておこうと思っています。

ブレイシング材はトップ、バック、サイド材と比べて思材から切り出しやすいサイズなので、今後のギターやウクレレ製作、およびリペアにも流用していこうと思っています。

 

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バックストリップ接着

ウクレレ製作 ZERO-ONE プロジェクト

トップとバックの周囲とサウンドホールを切り出しました(割れないように慎重に切り出しました)。

バックボードは強度補強のためにバックストリップを切り出し中央に接着しました。

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