2008/8/12 火曜日
お墓参り
今朝早くから、庭にヒヨドリの親子が来ました。ヒヨドリの親がピィ~~ピィ~~と強く大きく鳴くのに対して、ヒナはヒ~~とか細い声で鳴いています。
私はまだ床の中にいて夢うつつだったのですが、部屋の手すりにカチャカチャという足音が聞こえて、寝ぼけ眼で見てみるとヒナが手すりに座っています。
私の家の庭にはヒイラギの木があって、その実を朝ご飯に食べに来たんでしょう。時々ヒナの前に親が実を運んでやったりしています。
その行動と鳴き声を横になって目をつむったまま聞いていると、やっぱり自然ってすごいなぁ、と思いました。
誰にも教えてもらっていないのに、気温の低い早朝に親子で餌のあるところに足を運んでその日の糧を得ています。
今日は私の父親のお墓参りに行ってきました。
私の父親は1991年に63歳で胃ガンで亡くなりました。父親方の祖父も同じ歳に胃ガンで亡くなっています。母親方の祖母も同じです。
ガン家系というものがあるのなら、私は間違いなくその中にいると思います。
今は医療技術が進歩していることもあるし、予防医学を重視するようになってきているので、きっと寿命は延びるだろうと思います。
もし、自分も同じ歳にガンになってこの世を去るとしたら・・・ということも考えたことがあります。
前向きな死を迎える、というか、残りの人生をいかに生きるか、という風に今は心構えています。
たとえ63歳でこの世を去るとしても、まだ10年以上時間があります。(きっともっと生きられると信じていますが・・・(笑))
お元気ですか?
お盆にふさわしい重いテーマです。
自然の営みからみれば、我々の人生などちっぽけなものかも知れません。
以前オヤジに言われた事があります。
『あと何回会えるかな?』って。
まだ健在なんですが、近くにいるのにめったに会わない。
だめですね。(苦笑)
♪笑って死ねる人生 それさえあればいい♪
という歌があるように最後に良かったと笑えれば
いい人生だったと言えるのではないでしょうか。
AKAGIさん、コメントをいただきありがとうございました。
軽いつもりで書いた日記だったんですが、読み直してみるとちょっと重いですね(笑)。
私はこの世を去る瞬間に、多分色々な出来事が走馬燈のように頭を巡るんじゃないかと想像しています。
その時、微笑めればいいなと思います。
私の親父は47歳で亡くなってしまいました。当時、私は16歳でした。癌とかではなく、内臓破裂の事故だったのですが、最後まで意識があり「父ちゃんはもうすぐ死ぬ、兄弟仲良くしろよ、ケンカはするなよ」とか「賭けごとはするな」とか言いながら、遠方から親戚・家族が揃うのを見届けてから死んでしまいました。
それ以来、いつ死んでもいいように、悔いのない人生を送らなくては・・・、もし、親父みたいに若くして死ぬようなことになったとしても良い人生だったと笑って死ねるようにと、思ったことはすぐに実行する人生を送っています。
癌の家系だったとしても、人生を楽しんでいればそんなの吹き飛んでしまいますからご安心を・・・。
とまとのグランパさん、コメントをいただき、ありがとうございました。
先日、グランパさんとお話していて、人生観を感じることが出来ました。私も同じような価値観で生きています。
どうかこれからもよろしくお願い致します。