2018/11/23 金曜日
「ありがとう」の42.195km
第8回神戸マラソンに参加・完走しました(私は5回目の参加となります)。神戸の街を走り抜ける爽快感は最高でした!
スターティング・セレモニーで演奏された「しあわせ運べるように」の後、2万人のランナーが黄色の手袋をつけた手を空に向かって掲げる時、毎回心がジーンとなって涙が出そうになります。まさに震災復興への想いで咲く「感謝と友情」のひまわりです。
私自身、今年は年初からインフルエンザにかかり、その直後にぜんそくに襲われ、2月の姫路城マラソンに参加するも35km地点でタイムアウト・リタイヤ。その後左脚太もも裏側筋肉(ハムストリング)を痛めたためトレーニングがままらないまま、6月の五島長崎トライアスロン、そして9月の佐渡国際トライアスロンに参加するもランパートでリタイヤ、と不完全燃焼が続いた一年でした。
そんな中迎えた今回の神戸マラソンは、私にとってとても大きな意味を持つレースで、自分で設定した目標をクリアできるかどうかで来年以降の挑戦目標を決定しようと考えていました。
これまでの神戸マラソンでの目標は:
「完走すること」=
「(大会の設定した)時間内ゴール」=
「7時間」でした。
今回の目標は:
スタートラインを通過してから、ゴールラインを切るまで(ネット・タイム)
「5時間30分」
以内としました。一般ランナーのレベルから言うと「そんなにたいしたことないやん!」というレベルのハードルですが、今の私にとっては「超えるか超えられないか」くらいの大きな壁です。
結果、5時間28分46秒でゴールすることが出来ました。なんと目標の1分14秒前です!
62歳にして必死で走りました!
ゴール後の充実感、満足感、達成感はいうまでもなく、なにより「自信を取り戻せた」、「自分を再び信じることが出来る」境地に至ることが出来ました。
この一年半の間、「走れないのは歳のせいか?」「そんなことはないやろ!」「ほんなら何でや!?」「なんでやろ???」というモヤァ~ッとした気持ちでしたが、今は「やっぱり出来る!!!」という、とても爽快な気持ちです。
レース後は三宮で妻と完走、そして目標クリアを祝って乾杯しました。
今回の完走メダルは多分この先何かがあったときに自信を取り戻すことが出来る魔法のメダルのような気がしています。
レース中は自分の走りに集中することに努めたのは勿論ですが、多くのランナーの姿を見ていると「みんな、自分のゴールを目指しているんだなぁ」という気持ちを感じながら、そんなレースの中に自分がいること、こんな素晴らしいステージにいれることに凄まじい感謝の気持ちが沸いてきました。
レース中、沿道から熱い応援をしてくださった皆さん、エイドステーションで水、バナナなどを支給してくださったボランティアの皆さん、レースを陰で支え続けてくださったスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
そして応援してくれた家族、妻に心から感謝です!本当にありがとう!!!