7月2015

戦争を知らない子供達

徒然日記

私がギターを覚え始めた頃、流行っていたのがジローズの「戦争を知らない子供達」という歌でした。この曲はとても簡単なコード進行でしたので、人前でも弾くことが優しい曲でした。

あの頃は若かったこともあって、そんなに深く「戦争を知らない」ということは考えたことはありませんでした。

でも最近「戦争」ということを身近に考えるようになりました。

あの戦争の終わりから70年。この国はあの「悲惨」な戦争は二度としない、武器は持たない、他の国の人を絶対に傷つけない、と誓ったはずです。

それは私たちにとって「誇りにできる」先輩の決断であり、私たちも将来絶対守っていかないといけない「誓い」であったはずです。

でもなぜこんなに簡単に私たちの誇りや誓いを覆されるのか、どうしてもわかりません。

今、この国の舵取りをしている人たちも「戦争を知らない子供達」です。どうして他の国の人たちに戦争がない平和の尊さを伝えることをしないのでしょうか?どうして拳をあげると引っ込められなくなることを伝えられないのでしょうか?

「戦争が終わって、僕らは生まれた~♪
戦争を知らずに、僕らは育った♪
大人になって歩き始める、平和の歌を口ずさみながら~♪」

私たちの想いはただ一つ!

ずっと「平和の歌を歌い続けていくこと」です。

「絶対に武器を持ってはいけない」「他国の人を絶対に傷つけてはいけない」「平和的な貢献をし続けていく」これはこの国の絶対的な価値観だと信じています!

私たちの孫子の世代が永遠に「戦争を知らない子供達」を誇らしく歌い続けることを心から望みます。

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伊勢志摩トライアスロン2015

トライアスロン

昨日 志摩市で開催された伊勢志摩トライアスロンに参加してきました。

前日の夕方に会場近くの宿に入って、当日の天気を気にしていましたが、梅雨前線の真下と言うこともあって、シトシト雨の降る本番を迎えました。

水泳、自転車、そしてランニング、3種目の中で雨が一番怖いのが自転車のパートです。少しでも速いスピードを出すために細いタイヤ、そして高い空気圧で地面とほんのわずかな接地状態で走る自転車はバランスを崩すと、あっという間に転倒・落車となり、レースの完走が難しくなります。

そんな不安を抱えながら、大会当日の朝、スイム会場へ向かいました。今回は娘婿と2人での参加で、応援団は妻と娘、そして2人の孫でした。

受付、バイクセッティングを済ませた後、スイム会場に入り試泳を約20分間。その間も雨が降っていましたが、視界は海の中です!大きな魚が海底付近を泳いでいるのがよくわかる透明度の高い状態でした。

20150705004 ← スイムスタート前

第1ウェーブで娘婿がスイムスタートするのを見届けた後、4分後の第2ウェーブで私も入水しました。バトルが怖かったので遅れてスタートしましたが、なぜか前後左右、そして体の上からも他の選手の接触を受けて、ストレスの多いスタートでした。

スイムコースは750mを2周します。バトルの中、何とか1周目を終え、2種目へ。と、とたんにバトルも少なくなり、本来の泳ぎで残りのスイムコースを終えました。
でも、やっぱり、雨がシトシト降る空模様。不安を抱えながらトランジションを終えてバイクパート、スタートです。

バイクコースは天気が良ければ、とても走りやすい(であろう)コースなのですが、コースの至る所に轍(わだち)がみられ、そこに雨水がたまっています。そこをバイクで通過すると一瞬ハンドルが取られて、とても危ない状況に陥ります。私もあやうくスリップしかけてヒヤッとしてからは、下り坂などスピードの出る箇所では慎重にハンドリングするようになりました。

20150705003 ← バイク快走中

バイクパートは20kmを2周するコースですので、1周目でだいたいの雰囲気を把握できましたので、2周目は飛ばすことができました。

なんとか落車せずにバイク・パートを終えて、3種目目のラン・パートへ。

今回、私自身の目標は「ランパートで集中力をキープする」ことでした。20数年前、トライアスロンに没頭していた頃のラン・パートでは「もう、これくらいでいいだろう」と弱い自分に負けてしまうことがあって、いつも不完全燃焼でしたので、「自分に満足できるゴールをしよう」と言い聞かせながら走り続けました。

20150705002 ← 苦しみながらのラン

といっても、20年ぶりに再開したトライアスロンから2年目の今回、走り続けながら何回も「もうだめだ!」と思うことがありました。5kmを2周するコースの1周目を終えたとき「よし!!これでいける!!!」と思ったのですが、2週目に入ってから集中力が切れてきて、弱い自分を叱咤する強い自分を感じながらなんとかゴール前1kmまでたどり着きました。

そこからは全速力!

goal ← 妻とゴール!

ゴールしたときは「自分に勝った自分」がいることに感動しました。

そしてこの力は、自分だけではできない力だということも同時に感じました。

私の家族の応援、沿道の方々の応援、ボランティアの方々の応援や声援、そしてなによりスタッフの皆さんのサポートのおかげで無事完走することができました。

本当に皆さん、ありがとうございました!心から感謝する次第です。

20150705001 ← フィニッシュ後、娘婿と記念撮影

↑ レース当日の様子(大会事務局公開のムービーです)

 

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