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4月2017

宮古島トライアスロン

トライアスロン

この日曜日、沖縄県宮古島で開催された宮古島トライアスロンに参加してきました。このレースはロング・トライアスロンというジャンルに分類されるレースです。

スイム(水泳):3km
バイク(自転車):157km
ラン(マラソン):42.195km

制限時間は朝7時から午後8時30分までの13時間30分。丸一日がかりの挑戦でしたが、
今回は残念ながら、最後の種目マラソンの16キロ地点でリタイヤしてしまい、完走することはできませんでした。

 ← スイムスタート前

「60歳代でフル・トライアスロンを完走する」という夢を抱いてこれまで過ごしてきましたが、やはりロング・ディスタンスは甘くなかったです。

 ← スイムスタートの様子

熱帯魚が泳いでいるのが見える透明度の海で3kmのスイムは、ずっと凪状態で、
途中で夜明け後のお日様が雲の中から顔を見せてくれました。

 ← スイムを終えてバイクへ

 ← バイク・スタート

バイクは宮古島一周半するコースです。
サトウキビ畑の中を通り抜ける風を感じながら。
そして真っ青な海、エメラルド色の海を見ながらバイクを漕ぐのは最高でした。

 ← バイク快走中

バイクを終えてランに移ったとき、少し体調に変化がきました。

なんだかおなかが痛い・・・

それでも10キロを走って、このままゴールまで・・・と思っているとおなかの痛みがだんだん下腹部に移っていき、途中のトイレで用を足すと下痢!

う~~ん・・・これはやばい!

ごまかし、ごまかし15キロまで走りましたが、吐き気がやってきて16キロ地点でスタッフの人にリタイヤ宣言しました。

悔しい・・・

情けない・・・

そんな気持ちで回収車に乗ってゴール地点へ。

今回、子供や孫が応援に来てくれていたので、みんな一緒にゴールしようと言っていたのに・・・

完走した選手が家族と一緒にゴールテープを切っている姿を見ていると涙が出てきてしまいました。

60歳のトライアスロン第一戦はそんな形で終わりました。

今回は夢は叶わなかったけど、わくわく、どきどきの夢を抱く時間を長く持つことができました。

 

暖かい宮古島島民の皆さんの応援やサポートは本当にありがたかったです。

ランコース沿道で自宅のトイレを貸してくださった応援の方々、本当にありがとうございました。

リタイヤ後、回収車の中で「大丈夫ですか?」としきりに心配してくださったスタッフの方、本当にありがとうございました。自分の悔しさのあまり、気の利いたお返事ができず、本当にごめんなさい!

いつかきっと宮古島のレースに参加させていただきたいと思っています。
その時はあのゴールテープを切りたいと思っています。

 

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S.Yairi YD-304, YD-305リペア

ギターリペア

福岡県にお住まいのT.H.さんからS.Yairi YD-304とS.Yairi YD-305のリペアをご依頼をいただきました。

 

先日より両ギターを並行してリペアしており、下記は本日現在の進捗状況およびギターの様子です。

【YD-304】

ボディ内下部分のトーンバーが一本欠損しているため、スプルース材から新たに切り出し接着しました。

 ←欠損している部分(以前にリペアされた形跡があります)

 ←スプルース材を切り出しました

↓ トーンバー作製

  

↓ ジャッキとクランプで接着します。

 

↓ 固着したトーンバーです。

 

Xブレイシングに浮きが見られますのでこちらも接着補強しました。

 

↓ ジャッキで固定しています。

 

トップ板塗装のスクラッチや打痕跡をタッチアップしました。経年が進んでいるので完全消し去ることはできませんが、できる限り目立たなくしました。

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ネック裏側の塗装剥がれもタッチアップしました。

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【YD-305】

ブリッジにピン穴方向の割れが見られるため、ブリッジ交換を行いました。ピックガード交換も行いますので取り外しました。

 

エボニー材からブリッジを切り出します。

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↓ 切り出したブリッジを接着しました。

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サイドの打痕跡の凹みをボディ内からパッチ材接着により補強し、塗装タッチアップを行いました。

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コメントをいただき、ありがとうございます!